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<数時間前の景色 Ⅱ (前編)> [短編]

(まえがき)
皆さんは生まれてから今まで少なくても1度、多ければ毎日のように「夢」を見た事があるでしょう。
その夢はカラーだったり、モノクロだったり、自分の都合のいいように出来ていたり、自分の思い通りにいかなかったり、様々。
だけど、誰もが必ず見る夢に「落ちる」夢があると思います。
例えば、暗闇にフッと引き込まれる感覚で「うわ!!」って目が覚めるなんてありませんか?
暗闇に引き込まれる恐怖で体がその夢を拒絶してしまうから、その闇の終着点を見た人はいない。
だけど、もしその闇の終着点に辿り着けるとしたら、そこにはどんな世界が広がってるんでしょうか?
この物語の主人公が最初にいる場所は、そんな闇の終着点なんじゃないかなぁ?って勝手に思っています。
ぜひ前作を読んだ上で楽しんでもらえたら嬉しいと思います。

 

(1)

「ゴホゴホ!!あぁ~いってぇ~・・・頭がガンガンするな・・・」


彼は何度か咳き込み、そう呟いた。


「ん?ここは何処だ?」


何故か彼は真っ暗な闇の中に立っていた。
立っていたという表現が本当に正しいのかは分からない。
もしかしたら寝転んでいるのかも知れない。
どちらが上でどちらが下か、はたまた横なのかさえも分からないような空間にポツンといた。


「えぇ~っと俺はなんでこんな場所にいるんだっけ?」


何かを思い出せない。
手を伸ばしてみてもぶつかる場所が無い。
自分の足元を手で触ろうとするがこれさえも空振り。
そんな動作をしながら彼は続ける。


「おいおい俺は夢でも見てるのか?んー・・・でもこの場所なぁーんか記憶にあるんだよな・・・なんだっけなぁー!!あぁ~くっそここまで出かかってるのに!!」


誰にでも良くある「アレ」が思い出せない状態らしい。
芸能人の名前などでも「ほら、あの人!!えーっと誰だっけ!!」みたいな事があるだろう?彼はきっとそんな心境だったんではないだろうか。


「そうだ!!分かったぞ。ここはアレだアレ!!数年前の事件の時にも来た場所じゃん!!」


彼は何かを思い出し、デカイ独り言を暗闇に向かって言い放った。
残響するものがなく、一瞬にして先程までの無音が返ってきた。

彼の言う数年前の事件と言うのは説明するには多少長くなる。
私は説明が面倒なので省くが、どうしてもその「事件」と言うものが知りたければ、「椎名慶治」と言う人物がその話をどうしても短編にしたいと私に言ってきた事があるから何処かで読めるやも知れない。
後は皆さんが各々で探してくれるとありがたい。

自分のいる場所を思い出した彼はその後すぐに今度は疑問が浮かんだ。


「ってなんでこの場所に来る必要があるんだ?なんかあったっけ?さっきは頭が割れそうに痛かった気がしたけど・・・それもなんでか思いだせん・・・。耳鳴りは・・・いや、無かったよな。」


何故この場所に来たのか理由が見付からない。


「俺はもしかして時を戻そうとしてるのか?何も理由なしに時を戻せた事なんかないんだからきっと理由がある筈なんだけど・・・。」


彼の独り言を聞いているとどうもここは簡潔に言うと「時の狭間」みたいな場所なのだろうか?
この真っ暗な場所を辿って時が戻るのか?私もここを通って時を戻した事があるのかも知れないが、残念ながら無我夢中過ぎたのか記憶が無い。


「考えてもしょうがないよな・・・もう一度同じ朝を迎えるのかも知れないけど記憶がないんだしどうでもいいや。」


ポジティブなのか馬鹿なのか・・・彼の潔さは誰に似たのだろうか?


そして彼は目覚める。
あの日の朝に・・・。

 

(2)

男はPCのモニターだけが青白く光る部屋でブツブツと、しかし荒々しく何かを言いながら文字を打ち込んでいる。


「あの病院で行われている人体実験の全内容データはこのPCに保存してあるし、私が長い研究の中で生み出した最新の薬品の作り方、それ以外の様々な薬品のデータもPCには保存してある。今回たまたま明るみに出てしまった事件を、間違った薬を投与したせいでの死として扱い、その責任を私にする事ですべて揉み消そうとした。だが、今回のこの人体実験は今までの実験の中のたった一部でしかない。本当はもっと多くの犠牲者が人体実験の犠牲になっているんだ。」


青白い光が男の顔を不気味に浮かび上がらせている。


「患者の親族や世間は、偽の病名で揉み消されている事に気付いてないだけだ。全て誰がどんな実験で死んだかもここにはちゃんと記録が残っている。日本では認知されてない薬の投与、その副作用や、その後の病状の悪化など、最終的に死に至るケースも全て揉み消してきた。素人からすれば医者から病名を言われればそれが正しいと思い込むもの。今回の件みたいにモルモットが人目につく場所で死んでしまった事がそもそも間違いの始まりだ。まぁとにかく、それら裏医療の全データは私の犯行から30分以内には警視庁に自動送信されるように設定した。コレが一つの証拠となり、そうなれば後は連鎖するように全てが暴かれるだろう。アイツ等みんなオシマイだ。今まで散々人を使ってきたくせに私だけを消そうとした報いを受けろ。・・・私は一人では死なん。先に地獄で待ってるぞ。」


そう言い男はPCを閉じたと同時ぐらいだったろうか。


「どうも~バイク便です。」


家の外ではインターホンを鳴らしながら自分の存在を大きな声でアピールするバイク便と言われる配達員が立っていた。
男はインターホンカメラでその配達員の顔を十分に確認した後、玄関のドアを開けた。


「御苦労様、この書類をこの住所まで届けて欲しいんだが、出来れば8時までにお願いしたい。」


男は先ほどの不気味な表情とはうって変わってとても柔らかく配達員にそう伝える。


「かしこまりました。なるべく早く届けるようにします。御利用ありがとうございました。それでは失礼します。」


遮光カーテンのせいで部屋の中は真っ暗だったのだろう。
外の世界は光で溢れていた。


「さて、私も行くとするか。この場所もいつ嗅ぎつけられるとも限らないし、最後に私が作ったこの薬品の威力を世の中に知らしめてやろうじゃないか。」


男は部屋の施錠をしっかりとして外出した。

 

(3)

8時06分


「行ってきまぁ~す!!」


誰も返事をしない部屋に向かって挨拶をし、勢い良くドアを飛び出した彼女の名前は「下山 サリ」22歳。
目鼻立ちはクッキリしていて、典型的な美人顔。身長も高く、スタイルも悪くない。間違いなく街ですれ違えば大概の男は振り返る。
そんなサリの長い黒髪はまだ濡れているようだ。遅刻ギリギリと予想するのが妥当か。
底の低いヒールで駅に向かって走るサリは携帯を取り出し、手ブレに戸惑うこともなく画面の文字を読み終えた後、メールを打ち始めた。


「だと思った・・・ってかアタシも今家を出たの。やっばい遅刻するぅ~!!」


そんなメールを打ち終え携帯をバッグに投げ捨てる。
元陸上部のエースだったと噂では聞いていたが走りのフォームがなんとも美しい。
ガードレールもハードルを越えるかのように軽々飛び越え、駅に辿り着く為の最後の信号を渡る。
その歩道には所狭しと置かれている自転車。これにサリは最近苛立ちを覚えていた。


「もう~!!すっごい邪魔なんですけど!!持っていくならアタシの自転車だけじゃなくて全部持ってってよ!!」


頭の中で彼女はそう叫んだ。彼女も過去に放置した事があり、それを撤去された事があるらしい。まぁようするに「棚上」なわけだ。
なんでも撤去された自転車を返してもらうのには数千円のお金がかかるらしいのだが、「そんなお金を出すぐらいならもうあんな古い自転車はいらない」これが彼女が出した答え。
自転車でなくても彼女の家から駅まで小走りで5分もかからない場所だったのもあるのかも知れないが、とにかく彼女の性格の一つに「負けず嫌い」は確定だろう。
定期を改札に流し込み駅のエスカレーターを使わず階段でホームまで降りると、都内らしく地下鉄はひっきりなしに次から次へと人を吐き捨てては飲み込んでいる。
そんな流れに逆らうことなく深呼吸を一つしてサリも電車に飲み込まれていった。
まだ電車は走りだしたばかりで駅に近かった為か、地下だというのに電車の中でマナーにし忘れた携帯が周りの空気も読まずに元気に歌いだす。


「だったらまたあそこで会っちゃうかもねぇ(笑)。いや、でもなんか今日は会わない気がするぞ(笑)。理由はなし!!」


なんとも気が抜けるメールの確認を終え、景色の変わらない地下鉄の窓に映る車内の様子をぼんやり眺めていた。

 

(4)

7時57分


「またやっちまった!!なんで時計ってやつはいっつも勝手に止まってるんだよ!!」


また面白い事を言うものだ。彼には自分を責める能力が備わっていないらしい。
まずはいつも通りに寝ぼけ眼でテレビをつける。


「今日の山羊座のアナタの運勢は大凶!!そんなアナタはいらないものをゴミ袋に入れて処分しましょう♪ラッキーカラーは赤。青色は今日は避けてね♪」


アナウンサーとは思えないほどのアイドル的なルックスをした女性が笑顔で彼に大凶をつきつけた。
確かにいらないもんだらけな家だとは私も思う。最近行ってないが、ちょっと見に行くのが恐いぐらいだ。


「あぁ~・・・そういやゴミ袋も切れてたんだった・・・今日の帰りにコンビニで買わなきゃ・・・」


彼は寂しそうにポツリと呟いた。
相変わらずな部屋で、相変わらずな行動で、相変わらずな文句を言いつつ部屋を飛び出し、相変わらずな電車に乗り込み、相変わらずな乗客観察。
だけどそんな彼の行動パターンに一つ新たな行動が増えている。それは彼女とのメール。


「着信ありになってた(泣)。今日も起こしてくれたのにごめん!!爆睡でした!!」


時計以外に彼女からのモーニングコールさえもスルーしたらしい。
2年前の「あの事件」の時にはいなかった筈の彼女というものが出来たらしいが、この男のどこに惚れるのかイマイチわからないものである。
遅刻にたいして「これは遺伝だ」らしく、「俺が努力しても治らない」とまで言い切っている。
こんな男にアナタは惚れるだろうか?まぁ世の中には物好きもいるものだ。
そう考えると私の嫁も結構な物好きになってしまうが・・・これは今関係ない事だし忘れよう。

それからさほど間をあけず、無愛想に無音で体を震わす携帯に短い文章が届いた。


「だと思った・・・っていうかアタシも今家を出たの。やっばい遅刻するぅ~!!」


類は友を呼ぶと言うかなんというか・・・。
モーニングコールをした当人が遅刻しそうになっては本末転倒ではないのか?彼達の相性は悪くないかも知れない。

そんなメールに彼はこう返す。


「だったらまたあそこで会っちゃうかもねぇ(笑)。いや、でもなんか今日は会わない気がするぞ(笑)。理由はなし!!」


「アレ」とか「ソレ」とか「いつもの」とか「あそこ」とか、恋人同士や夫婦などにしか分り得ない簡略語を用い文章を書いた。
そしてどうやらこれで彼の朝の一連の行動は終了したのか、ヘッドフォンの中の音楽に耳を傾け、次々に描かれていく景色をぼんやり眺めていた。

 

(5)

8時23分


「それじゃ行ってくる」


玄関先で嫁にキスをして出掛けるこのジェントルメンの名は「川上 慶一」。つまり私自信だ。
歳のわりには若く見られるし、顔立ちも良い方だと自分では自負している。
この時間に家を出たのでは会社に着くのはギリギリなのだが、どうしても私は朝が苦手だ。


「時計は勝手に止まってるし、嫁のモーニングコールなんてとっくの昔になくなってるし。」


似たようなイイワケをどこかで聞いた気もするが?
とにかく家から駅まで通いなれた道を行くこと数分。
そこから地下鉄で20分もあれば会社には辿り着けるし、この日も私は遅刻を免れるのだろう。


「自慢じゃないが、遅刻しそうになった事は数えられないほどあるが、遅刻は数える程度しかないのだ。」


たしかに自慢にはならないことであるが、ちょっと言いたかったのだ。
こんな私でさえそれなりの地位につけるのだから、日本の企業ってものは案外適当なのかも知れない。
途中、電車の車内アナウンスで、乗り換えの路線の一つが車両故障の為に運転を見合わせているとか言っていたが、私には関係の無い駅だったので無視して車内で小さくなり人の迷惑にならないように新聞を読んでいた。
何事もなく無事に会社に着いたのは8時43分、これでもいつもよりは5分は早いが褒められたものでもないな。
受け付けに笑顔で挨拶をし、エレベーターに乗り込んだ。


「う~ん・・・やはりもう少し早く家を出るべきだな・・・」


私は次の朝には忘れる反省を今日もエレベーターの中でしていた。

 

(6)

8時32分

いつもの乗り換えの駅に着いた。ここからが彼の本領発揮。走らなきゃ到底間に合わない電車に乗り込む為に全力疾走。
いつぞやの事件の時にコツを掴んだとかなんとかで、あれからは確実に1本前の電車に乗り込んでいるらしく、彼が言うには「全勝だ」らしい。
勝ち負けの理由はよく分からないが彼には勝ちなのだ。
まぁその前に朝起きる事が出来ない時点で「全敗」って考えた事はないのだろうか?
そして彼は今日も8時34分前には乗り換えのホームに辿り着いたのだが、一向に電車が到着する気配が無い。
よく見るといつもよりホームが人でごった返している。
駅案内の看板付近に立っている、小さなカバンを肩からかけた見ず知らずの気の優しそうなおじさんに彼は声をかけた。


「なんかあったんですか?」


「ん~?隣の駅で車両故障があったとかなんとかで安全確認中って駅員が言ってたよ。こんな時間に困っちゃうよねぇ~。」


見た目と同様に優しくおじさんはそう答えた。


「そうなんですかぁ~・・・困りますよねぇ~こんな朝の急いでる時に」


「まぁすぐに運転再開するだろうし待ってるしかないだろうねぇ」


「ですね」


軽く御礼を言い、とにかくホームで電車の運転再開を待つことにした。


「こりゃ完全に遅刻だわ・・・車両故障ってイイワケにつかえるのかなぁ・・・」


頭の中では会社に遅刻について連絡する時のセリフを考えていた。
だがそんな事よりもとにかく早めに連絡をするのが吉と考え、纏まらない頭のまま会社に連絡することにした。


「車両故障の為に電車が動かなくなってしまい遅れてしまいそうです。はい、えぇ、分りました。すいません失礼します。」


なんのひねりもない説明文をそのまま言ったわりには、意外と会社側はこのイイワケをすんなり聞き入れてくれた。


「今日の占い当たってるよ・・・この電車のカラーは青だもんなぁ・・・」


彼は変な感心をした。
それから直ぐに無愛想なアイツが体を振るわせたので、会社からやはりお叱りがきたのかと覚悟を決めたが、それは彼女からのメールだった。


「なんか車両故障の電車に乗っちゃったみたい・・・もう絶対遅刻決定(泣)。そっちは乗り換え大丈夫だったのかなぁ?」


この地下鉄を彼女も利用していて、彼がこの駅から乗り込んだ際に数回彼女を見かけた事が二人の恋の始まりだったらしい。
なんとも青春な話ではないか。いや、ただのナンパと言う方が正しいような気もする。


「実は今サリが乗ってる電車をホームで待ってるところです(笑)。って事で俺も遅刻確定ですな。今日の朝はなんだか会わないような気がしたのになぁ俺の勘はハズレ(笑)。いや会いたいから良いんだけどね。」


そう打ち返し、彼は駅案内の看板にもたれかかりヘッドフォンをした。

 

(7)

8時32分


「ただいまこの電車にて車両故障が発生しました。安全確認の為運転を見合わせております。お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、もうしばらくお待ち下さいますようお願い申しあげます。」


カンペに書いてあったセリフを棒読みするかのような駅員のナレーションがスピーカーから流れる。


「なんか車両故障の電車に乗っちゃったみたい・・・もう絶対遅刻決定(泣)。そっちは乗り換え大丈夫だったのかなぁ?」


携帯にそう打ち、彼女は車内で運転再開を苛立ちながら待っていた。
すぐ後マナーモードに切り替え体を震わすだけになった携帯にメールが届いた。


「なんだか自分だけじゃないってホッとしちゃう私はいけないのかしら?」


彼氏からのメールを読んでサリはそんな事を思っていた。

言葉は聞こえないけど、乗客の一人が駅員とホームで言い争ってるのが車内から見えた。
だけど自分には関係ないと、いつ動くとも分らない車内でヘッドフォンをした。

 

(8)

あれから何分が過ぎただろうか?
いまだに運転再開の目処が立たない電車がいつ来るのかとホームの最後尾からトンネルを除きこんで見る。


「よくもまぁ~人間ってこんなもん掘るよなぁ~・・・なぁ?そう思わない?」


永遠に続くトンネルを眺め彼は隣で電車を待つ学生に話しかけた。
これだけ遠慮知らずで人見知りしないからこそ、電車で会うだけの彼女にも話かけられたのだろう。


「そういえば俺が乗る電車は上り電車。それが車両故障なのは分かるけど、なんで下りの電車も一向にこないんだ?」


彼は少し違和感を覚え、サリにメールを送る。


「下りの電車もこないんだけど変じゃない?そっちはどう?」


すぐにサリから返事が。


「あぁ~そう言えば下りも来てないね。2台同時に車両故障とかちょっとあり得ないねこの鉄道会社(怒)。」


彼もすぐに返す。


「だよなぁ~・・・最近電車の事故とか多いし、勘弁して欲しいよマジで。で、そっちの状況は変わらないの?」


流石に使い慣れてる携帯だけあって、返事が早い。


「う~ん・・・なぁ~んか電車を点検してるようには見えないんだけどなぁ~・・・駅員さん乗客に怒鳴られてるし・・・」


「メールだと途切れ途切れになるから一回電車から降りて、電話頂戴。」


彼がメールを送ると数秒後には着信が。


「もしもし?電車降りたよ」


「わざわざ悪いね」


「ううん、でもなんか変だよ?さっきから点検とかしてないっぽいもん。なんかただ電車を止めただけみたいに思えるんだけど・・・」


「そっか・・・下りの電車も来ないし、ちょっとおかしいぞこれ。」


「あ、なんか駅員さんに詰め寄ってる人に駅員さん変なこと言ってるよ。」


「お、もしかしたら答えがでるかも?」


「ちょっと待ってね・・・」


数秒間か数分か、携帯独特のノイズの音と周りの雑音だけが耳に届いた。

 

(9)

「やっとか・・・。」


男はそう言うと辺りを見渡した。


「折角私が犯行声明文を出したのに鉄道会社は余程被害拡大を望んでいるんじゃないのか?」


男は頭の中で話を続けた。


「時間はとっくに過ぎているのに、今更電車を止めるとは・・・まぁ処置の遅さを責めてもしょうがないが、被害者の人数が増えるのは私のせいではないな。私なりの最後の偽善だったんだが、まぁもういいだろう。ここらの他人には恨みは無いが、私の最後の実験に付き合ってもらうとするよ。」


そう言うと男は持っていたカバンから一つの小さな缶を取り出した。


「たったこれだけで私の周りの何人の人が死ぬのか・・・その人数を天国・・・いや地獄から数えるとしよう。このプルタブを引き上げるだけでここも地獄に早変わりだ。酸素に触れた瞬間に化学反応を起こし、無臭の毒薬になる。見た目には水と区別がつかないほどの透明な液体だ。この世の中に酸素が無い場所など無いに等しいわけだし、もし私の作ったこの薬品が世界に出回れば恐ろしい兵器になるだろう。戦場で空爆の代わりにこの液体をばら撒いたらどうなる?建物などを壊す事無く人命だけを奪えるじゃないか。人間は酸素から逃れる事は出来ない。なんと素晴らしい発明じゃないか。」


男はそんな恐ろしい薬物を作り上げた自分に誇りを感じているのか、缶を自分の目の高さまで上げ含み笑いをした。
罪の意識は微塵も感じられない表情だ。


「犯行予定が多少ずれてしまったが、そろそろ始めるとするか。」


時刻は8時40分を回っていた。

 

(10)

「やばいかも慶二。」


「どうした?」


「今盗み聞きした事が本当かは分からないけど、なんか脅迫文が鉄道会社に届いたとかなんとかって言ってる。」


「おいおい、なんの冗談だよそれ。」


「ちょっと待って。アタシが直接駅員の襟首掴んででも聞き出すから、すぐに電話するね!!」


そう言うとサリは一方的に電話を切った。


「なんじゃそりゃ・・・んなドラマみたいな展開ありですか?ってか襟首掴んでって・・・怒らしたら恐いんだなサリって・・・。」


慶二は独り言を呟き、サリをなるべく怒らせないと心に誓った。


「ちょっと待てよ?その脅迫文がどんなもんかは知らんが、上りも下りも来ないこの駅がなんだか一番怪しいって事にならねぇ~だろうな?ってか絶対この駅ヤバイって。」


慶二は余計な勘のせいで、勝手に不安に陥った。
ここにいても埒があかないし、とにかく一度外に出た方が良いと改札を目指す。
そこで見た光景は驚くほどの人、人、人。
電車が来ないせいで、通勤を足止めされた人達がバスやタクシーを欲して地上を目指しているのだろう。


「おい!!なんで出口が全部封鎖されてんだよ!!」


「ちょっとどういうこと?事情を説明しなさいよ!!」


駅員に向かって猛抗議する人達が改札を占拠していた。


「え?出口が封鎖?なにそれ?ありえなくない?」


慶二も頭で他の乗客と同じような事を思ったが、すぐに改札から出るのは無理と踏み、いつもだったら犯罪行為であろう改札とは無関係の柵を乗り越えた。
一番近くにある地上に出る為の階段の前にはシャッターが下りていた。
そのシャッターを叩く人もいるが、そんなに簡単な事でシャッターが開くならそれはシャッターの役目にならないだろう。
この駅の出口は全部で10ヶ所ほどあるはずだが、多分この感じだと全部封鎖されてるような気がする。


「おいおい・・・マジでこれシャレになんねぇ~ぞ・・・なんだ?なんか俺この光景初めてじゃないような気がするぞ・・・。ドラマの見過ぎか?」


何かひっかかりを覚えながらも慶二は、サリから連絡が無い事を思い出し携帯をチェックする。
ホームにいた時は電波があったのだが、ここでは圏外。
アンテナはホームに立っているだけで、駅の地下通路には立っていなかったらしい。
慌ててもう一度ホームに戻るとすぐサリに電話をした。


「ちょっと携帯繋がらないじゃない!!」


「ごめん!!ちょっと電波が悪い事に気付かなかった」


「大変だよ!!若い駅員じゃ埒が明かなかったから、この駅で一番偉そうな人を捕まえて聞き出したら、その駅に薬物がばら撒かれたかも知れないって・・・」


「へ!?薬物って?その昔のサリン事件みたいに?勘弁してくれよ!!で、何?入口封鎖ってもしかして・・・」


「うん・・・まだ薬物が本当にばら撒かれたのか、確かじゃないけど、被害を最小限に抑える為にその駅は隔離されてるって・・・」


「よくあるB級映画みたいな事が本当に起きるのかよ・・・おいおい勘弁してくれよ。ってかここの駅員達多分本当の事聞かされてねぇ~ぞ?自分の命の危険な時に普通に客ともめてるし。客にたいして車両故障だの一点張りだし。」


「今、こっちの駅では全員に事情を説明してて、駅から出される事になるみたい。さっき友人にメールを送ってこの事をテレビでやってるか聞いたんだけど、まだなんにもそんなNEWSはやってないって・・・。」


「そうか・・・なんだか分からないけどその脅迫は真実な気がする・・・。とにかく今はこの場をどう乗り切るかを考えるよ。」


「あ!!それとここから先は問い詰めてもいないのにその偉そうな人が色々説明しだして、バイク便で朝の8時指定で封筒が駅の本社に届いて、その中に脅迫状って言うか犯行声明文がはいってたんだって・・・」


「随分手の込んだ事してくれるじゃね~かよ・・・でも、それなら犯人はバイク便の配達の人に顔を見られてるんじゃね~のか?」


「そうかも知れないけど、その文章がね、『私の最後の実験にアナタの会社の駅を一つ借りることにした』とかなんとかって・・・」


「それがこの駅ってわけだ・・・もう勘弁してくれよ。」


「だから、被害を最小限に抑えたいならそれなりの処置をしろって、犯行時間は朝8時30分だって・・・」


「ちょっと待った。今もうそんな時間とっくに過ぎてるぜ?バイク便で8時に着くならここの乗客も全員非難させられるぐらい余裕があったはずじゃね~のか?」


「アタシもそれは駅員に詰め寄ったわ。そしたらなんでもバイク便の配達の人が道を間違えたのかなんなのかで本社に荷物が辿りついたのが8時をとっくに過ぎてたのが原因だとか・・・本当かは分からないけど。」


「何?もう非難させてる時間が無いし、薬品ばら撒かれてるかも知れないからここの乗客は見放したと?ちょっと酷すぎる処置じゃね~のかそれ?」


「理由はもう一つあって、その薬品が感染性のウイルスだった時の事を考えての隔離みたいなの。もし誰かが外に出たら被害の拡大は避けられないからって・・・」


サリはここまで気を張って涙を堪えていたのだろう。その言葉を口にした瞬間涙が溢れ出したのか携帯の向こうの声が聞き取りづらくなった。


「とにかくサリはこの事を俺のオヤジにも知らせてくれ。きっと力になってくれるから。イタズラかも知れないしさ。だって俺ピンピンしてるじゃん?」


慶二はそう言ってサリを励ましたが、自分の中ではコレがイタズラじゃないと思う気持ちの方が強くなっていた。


「そうだよね・・・分かったわ。おじさんに連絡したらアタシもすぐにタクシーでその駅に向かう。」


「おいおい待て待て!!なんでわざわざ自分から巻き込まれに来るんだよ。大丈夫なんとかなるから。」


「でも!!・・・そうだよね・・・今アタシが行っても出来る事はないし、とにかくおじさんに連絡して、後はおじさんに従うようにする。」


「おう。頼んだよ、多分もう電話に出るどころの騒ぎじゃないかもしれないし。」


「ホントちゃんと帰ってきてね?やだよ?これが最後の電話だったとか・・・。」


「おいおい!!勘弁しろよ大丈夫だから!!」


「・・・分った愛してるからね。」


「俺もだっつ~の!!じゃあ切るぞ。」


電話を切った途端慶二は頭を抱えた。


「うぉ~!!カッコつけても何も案が浮かばねぇ~!!マジでどうするよ俺?本当に何も起こらないでくれ・・・。」


情け無いが、本当は不安で一杯だった。神頼みに近い事を頭で描いたりもした。


「でも、8時30分になってもなんにも起きなかったんだからただのイタズラだったって事だよな?そうだよな?それでいいんだよな?」


と、無理矢理にも話を良い方向に向けようとした時だった。
あの気の優しそうなおじさんが何のためらいもなくその場に倒れた。
普通人間は倒れる時など条件反射で頭を守ろうとするものだが、そんな行動は一切なく、地面に強く頭を叩きつけた。


「おい!!おじさん!!」


すぐに駆け寄った慶二が見たのは、白目をむいて口から血を流し痙攣を起こしているあの優しかったおじさんであった。
気付かぬうちに優しそうなおじさんや慶二の周りは何かの液体で濡れていた。
優しかったおじさんはすぐにまったく動かなくなった。脈もなさそうだ。


「これは昔にあった毒薬の無差別殺人と一緒じゃないの!?ちょっと!!ちょっとここから出してよ!!」


余計な火付け役のおばさんが全てを言い終わる前に駅構内はパニックに陥った。
我先にと階段を駆け上がる人の群れ。
蹴落とされる人、罵声を浴びせる人、叫び声・・・完全な地獄絵図が完成していた。


「おい!!みんな落ち着けよ!!おい!!ゴホゴホ!!おい!!お・・い・・・」


激しい眩暈で意識が遠のく中で見たのは、自分の目の前に転がる青い空き缶から流れる透明の液体だった。
携帯が微かに震えたような気がした・・・。

 

(11)

8時48分

私は会社に着くといつも通りに無音のテレビでNEWSを見ていた。
そして、先程起こった事件が報道されるやいなや、すぐさま息子に電話をしたが、電話は留守番電話になった。
着信が鳴った後に留守番電話になるということは、電波がある証拠。
どんな事情で電話に出ないかは定かではないが、NEWSを見ているとよからぬ事ばかりが頭をよぎる。
そのすぐ後だったろうか、サリから私に電話があり、案の定息子が事件が起きたかもしれないあの駅で足止めをされていると聞かされた。
他にもその事件の経緯まで全てサリはとにかく順を追って事細かに説明してくれた。


「俺に何が出来る?」


私は自分に問う。


「とにかくあの駅に向かうべきだ。」


最終的に私が出した答えはいたってシンプルなものだった。
サリがどうしても一緒に連れて行ってくれと言うので、一緒に行動する事にした私は、すぐにタクシーに飛び乗り、あの報道された駅に向かった。
サリとはそこで合流する。

私が駅に辿り着くと、私と同じような理由で駅に来た人達、厳戒態勢の警察、救急車や消防車、真っ赤なサイレンでごったがえしていた。
そこに加えて報道陣の数も尋常じゃない・・・こういう時の報道陣の態度には呆れてしまうほどだ。


「家の娘がこの駅の中にいるんです!!」


「お気持ちはお察ししますが、これ以上駅に近づくのはまだ危険です。」


そんな口論を続ける何処かの親族と警察を隣でカメラが撮り続ける。


「だとしても行かせてくれって言ってるんだよ!!」


「それは出来ません。国からの命令です。」


感情が昂る親族を冷静に応対する警察。
いまだに回し続ける報道陣のカメラ。


「国だろうがなんだろうが後でいくらでも罰は受ける!!だから今すぐここを通してくれ!!」


「少し落ち着いて下さい。ここを通すわけにはいかないんです。そのまま駅に入ればアナタも被害者になってしまうんですよ。」


「もし娘に何かあったらお前がなんとか出来るのか?お前の娘が中にいたらお前はそんなに冷静でいられるのか?」


「残念ながら、どんな理由であろうとこれ以上の被害拡大を避ける為です。理解してください。」


そんなやりとりを少し後ろで聞いていた私もあの親と同じ感情だったが、打つ手がないと悟りその場に座り込んだ。
すぐ横に先程ここにやって来たサリも座り込み、どうしていいか分からずに私の腕にしがみついて泣いた。
私はそんなサリの肩を抱いてやる事で精一杯だった。

それからすっかり空が暗くなるまで救助活動は続いた。
救い出すといっても、既に息の無い人もいたし、生きてはいてもかなり重症な人もいる。
咳き込むぐらいで済んでる人は不幸中の幸いだったと言ってもいいだろう。
薬品がばら撒かれた位置からどれだけ離れていたかで症状がかなり違うようだ。
だけど、どんなに重症な人であっても駅から出る時に、身に付けていた衣類なども全て脱がされた代わりに簡易の衣類に着替えさせられ、最後に体に付着した薬品を綺麗に落とす為のスプレーを全体に浴びせられている。
ばら撒かれた薬品が毒物ではあったがウイルス性のものではなく、空気感染を起こす可能性は無いと言う事も既にテレビで報道されていた。
感染はしないが、衣類などに染み付いた薬品をかげば具合が悪くなる、酷ければそれ以上の症状が出る可能性がある為の処置だと救助隊は言う。
そして救助された人の中に自分の息子がいないか私は探した。
見落としたせいで既に病院に運ばれているかも知れないとサリは片っ端から病院に電話し、「川上慶二」の名前の患者がいないか探した。
サリは慶二の携帯に電話をしてみたが直通で留守電に切り替わった。


「ただいま電話にでれません!!用のある方も無い方も田村正和のモノマネでメッセージをどうぞ!!」


慶二の留守電は場の空気を考えないなんとも明るい声だった。
被害者総勢千人弱、その内死亡者が現在だけで二桁を超す大惨事だった。
だけど、とうとう救助された乗客達の中に慶二の姿はなかった・・・。
気付けば雨が降り出していた。

 

(12)

22時34分

サリは自宅に戻っていた。
自分が出来る事は全てやり尽くし、それでも慶二が見付からなかった事がサリに少しだけ絶望と希望を与えていた。


「慶二は何処かできっと生きてる・・・」


サリは、机の上で笑う慶二の写真を見ながらそう言い聞かせた。
自宅の電話には留守番電話が3件入っていた。


「もしもし?ちょっとサリちゃん?携帯にも何回も電話してるのに繋がらないじゃない。アナタ今日のNEWSになってる電車は利用してないの?とても心配です。連絡下さいね。」


実家の母親から、事件が起きてから2時間以内の留守電だったらしい。
ちょっと母親と話してる暇がなかった為、携帯の連絡も無視していたのが原因だ。
他の2件も母親からの連絡だった。
慶二が見付からずにここに戻る時にはすでに実家に連絡を入れてるのだが、サリの自宅の留守電では母親がいまだに心配そうな声で連絡を欲していた。
その留守電を聞いてふと思い立ちサリはPCを立ち上げた。
もしかしたら慶二から何かメッセージが届いてるかも知れないと感じたからだろうか。
だけどそんな奇跡は起こらなかったし、慶二が日課にしていたブログも昨日の日付で更新は止まっていた。
サリはネットの検索エンジンで今日起きた事件を検索してみた。
一つのページでその具体的な被害者人数や事件が起きたであろう推定時刻などが書かれていた。
サリがそらで記憶していた死亡人数よりもまた若干増えていた。
サリはそれを読む事で今日起きた事が夢ではないんだと最後のとどめを刺された気分になった。
その他にも検索エンジンにひっかかったサイトがいくつかあり、サリはその一つに目を止めた。
それは赤の他人のHPなのだが、検索エンジンの紹介文に意外な言葉があったからだ。


消えたサラリーマン


サリはすぐにそのページにジャンプした。
そしてその日記をサリは食い入るように読み始めた。


いやぁ~・・・今日は凄い体験をしてしまいました。
テレビのNEWS等で知ってる方も多いかも知れませんが、地下鉄に薬品がばら撒かれたんですよ。
で、その駅になんと僕もいたんです(泣)。
本当に運が良いと言うかなんと言うか僕は薬品を吸い込む位置にいなかったっぽく、救出された後も軽い検査だけで今現在は自宅に戻って来れて、この日記を書いているってわけです。
事件に巻き込まれた本人しか分かり得ない、報道陣も知らない事件当時の様子をちょっと書いてみます。


サリはブログを読み終えた後、モニターの前で悲しいとも嬉しいともつかない涙を流した。


「間違いない・・・絶対慶二だよ・・・だけど消えたって何?この学生が言ってる事は嘘とは思えない。だって慶二は何処にもいないんだもん・・・。」


空を眺めサリは呟いた。
雨は強さを増していた・・・。

 

(13)

23時38分

サリを家の前まで送り、自宅に帰った私は自分の知ってる限りを嫁に説明した。
勿論嫁は泣いたが、私は何処かで希望を持っていた。
それはやはり息子には不思議な力があるという核心めいたものがあったからだ。
被害者がすべて救出された中にアイツがいないってのがすでに一つの期待に変わっている。

家では何度も今日起きた事件を報道していた。
それを無言で見ている嫁の肩を2回ほど叩いた。


「大丈夫、アイツは生きてる。」


そう言い私も嫁の隣に座りNEWSを見ていた。
キャスターは坦々と事件の説明をしている。
その中に私は初耳の情報も混ざっていた。


「事件現場で発見された缶の中から今回事件に使われた薬品が発見された事から、犯人はこの缶に薬品を入れ持ち歩き現場にばら撒いた可能性が強いようです。この薬品の分析結果ですが、一般人が簡単に購入できるような品物ではなく、犯人は医学などに精通のある人物で、自分自身もその類の職についていた可能性が高いようです。」


その時背中で電話が鳴った。


「もしもし、夜分遅くにすいません、サリです。」


「どうした?やっぱり一人じゃちょっと辛いか?私の家にでも来るか?」


「いえ、私のことなら心配いりません。ただおじさんに今から言うサイトの日記を読んでみてほしくて。」


「なるほど、分かった。」


そんな短い連絡を終え、私はサリの言うサイトの日記を直ぐに読んだ。


「やはり・・・アイツは生きている!!」


私の中で希望が確信に変わった。
だけど疑問も残ったままだった。


「だとしたらアイツは今どこにいる?何をしているんだ?」


時計の針は天辺で一つに重なろうとしていた・・・。

 

<後編へ>

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2005-09-25 00:00  nice!(7)  コメント(60)  トラックバック(4) 

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ショーゴー

『数時間前の景色』
久しぶりに読んでやっぱり面白かったです。

『数時間前の景色 Ⅱ (前編)』
めっちゃおもしろいっす。すごい引き込まれてしまいました。
後編が楽しみです。
こんな文章を書ける椎名さん。すごいっす!!
以上です。  ではまた。
by ショーゴー (2005-09-25 04:01) 

ショーゴー

後編もアップされてたんですね。
最初にページを開いた時はなかったんで気付きませんでした。
時を戻した先でコメントするよりもこっちが良いかと思ってこっちに書きました。

後編もおもしろかったです。
最初のコメントと同じ事を書いてしまいますが、
こんな文章を書ける椎名さん。めちゃめちゃすごいっす!!
以上です。  ではまた。
by ショーゴー (2005-09-25 04:22) 

ゆかり

私は以前、お芝居の脚本を描いた事があって、タイトルは「フューチャー」。未来の記憶を持った男が、人生の中で一番やり直したい高校時代にタイムスリップする物語。色々細かい設定とか決めていたんだけど、役者が足りなくてオクラ入りしました。もう8年位前になるんだけど、椎名くんの短篇を読んでいたら、私もどこかで発表したくなりました。脚本って、読むだけだと途中から自分の好きな役者さんを頭の中で演じさせたりできちゃうから結構面白いんだよ!しかも舞台設定とか細かく描いてあるから情景も浮かぶし。椎名くんが羨ましいなぁ。こんなに沢山の人達に自分の作品を見せられるなんてなかなか出来ない事だよね。私の作品もいつか発表できる機会があれば椎名くんに報告したいな。
続編楽しみにしてます。
by ゆかり (2005-09-25 05:45) 

イチ子

なかなか面白かったです。
続編が読みたいんですけど「時を戻して」っていうのが分からずに読めないでいます…どういう意味だろ…?
by イチ子 (2005-09-25 07:55) 

みぽ

一気に読んだら目がぁ...
でも、どんどん引き込まれてしまって読んじゃった。
すごいこの後きになるっ!
楽しみにしてますからっ!
by みぽ (2005-09-25 08:42) 

yao-yorozu

・・・どきどきどきどき( ̄_ ̄;どきどき。

↑って感じで読んでいたです。思わず前のめりです。
・・・えーと、続きはどこですか?え?え?
なんだか、金曜日の昼ドラぐらいどきどきクライマックス級で引っ張りますね。椎名くんは。続きが気になりすぎて、夜もしっかり眠れちゃうじゃないですか(笑)
by yao-yorozu (2005-09-25 08:46) 

鮎野

続編探して、○分……。
『消えた』時を戻して続編読ませていただきました。

凄く面白かったですvv
所々に前作の雰囲気を散りばめているのも凄いです。
いつかまた椎名さんの小説が読めることを楽しみにしています☆

…かるーーいおせっかいかもしれませんが、続編、
種がわかれば早いですけど、見つけにくくないですか?(笑)
by 鮎野 (2005-09-25 08:54) 

ちえ

すっごく面白くって、最後まで一気に読んでしまいました(笑)
途中で止められない!って感じでしたねぇ・・・
読み終えたあと
ぷはぁ~って詰めていた息を吐き出しちゃいました(^^)
う~ん、やっぱりお話の中に引き込まれちゃう
そして頭の中では映像化されちゃいますね(笑)
by ちえ (2005-09-25 09:12) 

たく

後編探しに2時間…(┰_┰)ついに見つけましたよヽ(´ー`)ノかなり面白かったです!!!!これは本にすべきでしょう☆彡あの眞鍋さんもブログ本を出したことですしここらで椎名さんも出版界に殴り込みかけちゃいましょうヽ(*´∀`)ノサイン会は神保町で(笑)とにかくかなり楽しませて頂きましたο(__*)οごっつぁんです(‐∀‐)ノ
by たく (2005-09-25 09:18) 

yao-yorozu

トラックバックしたら気づきました(笑)

わたしも過去へ旅立った気分(>_<)
後編の感想は『慶二最高!!』ですね( ̄m ̄)フフフ。
by yao-yorozu (2005-09-25 09:41) 

TEA

前後偏ともおもしろかったです。
本は読むだけ派なので自分の作品が書けるって羨ましいです。^^
新作が出来ましたら、またアップよろしくお願いします。
ひょっこり読みに来ますので。笑
by TEA (2005-09-25 10:51) 

NO NAME

ブログの記事を読まさせていただきましたよ。

はじめまして。
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by NO NAME (2005-09-25 11:25) 

Rio

一気に読んだ~!
非現実ながら、リアル感もあって、絵とたくさんの効果音が
頭の中で忙しく展開していった。
お疲れ様でした。気が向いたらまた書いて。
by Rio (2005-09-25 11:26) 

D

ん~デリシャス!!
もうおなかいっぱいです・・・
ごちそうさまでした。
by D (2005-09-25 12:16) 

ayu

続編も楽しみに待ってます★
コラムも読みました。神座大好きッス!!
by ayu (2005-09-25 12:26) 

KANA-to

先にゴールたどり着いてから後編行っちゃった(^^;
ん~、すんごい長かったぁ…でも一気に読んじゃった(^v^)v
めっっちゃ面白かったです!!
文章読みつつ頭ん中で映画上映されてました。しかもアニメ(笑)
デスノートの小畑先生が描く様な世界で物語が展開されていきました。
↑キャラはもち違うよ。ビバ妄想力☆(爆)

椎名さん、ほんとおつかれ様です。
もっともっと読みたいです♪是非ともシリーズ化してほしいです…
by KANA-to (2005-09-25 12:37) 

とと

むしゃっぺぇ~!!すげぇよ椎名さん!!!短編っつっても結構長くてストーリーもしっかりしてて!続編の犯人の最期を見届けた慶二の表情はマジで、目を見開いてると思う。「言葉が出ない」としか言いようの無い表情が想像できました!!サリと慶二の今後と、慶一パパの出世を期待してます(笑)
by とと (2005-09-25 12:40) 

jacky

続き探すの大変だった・・・
前作もそうでしたが、やっぱ読み始めると夢中になってしまいますね☆今回は恋人のサリが登場しちゃって・・・もし次回作があるとしたら、子供が生まれちゃってるんでしょうかwwまた書くことがあったら是非見てみたいです♪気長にお待ちしておりますね☆自分もなんか書いてみようかなぁ・・・(←単純・・・)
by jacky (2005-09-25 13:13) 

いのっち

前作、そして今回の前編見ました!!
というよりも後編を探し出すのに苦労しました(実はゴールを先に見つけたりして・・)。あんなところに後編をアップしている椎名さんに乾杯。

ストーリーが本当にありそうなぐらいリアルで、読んでる私自身にも衝撃が走りました。ドラマ化してもおかしくないんじゃないかと思えるぐらい、面白かったです。

椎名さん、お疲れ様です。
新作(「数時間前の景色Ⅲ」になるのかな?)を楽しみに待ってます。
by いのっち (2005-09-25 13:29) 

ショウ

昨日の「数時間前の景色」に引き続き・・・
普段カキコしないとか言いつつ、また書いてみる。
凄い!凄すぎるよ椎名君!!
また同じ台詞を繰り返してみる。
っていうか、また言っちゃう、凄いよ椎名君。
趣味(チョッピリ本気ありで、諦め切れない慶二君状態??)で小説とか書いている私ですが、基本は自己マンだと思う。
書くことの楽しさとか、書きたい気持ちとか、そこから出来たものは基本、自分が(恥ずかしがりながらも)楽しめるとこ。
そして、少なくても、ここの皆さんみたいに多くの人でも、共感して楽しんでくれる人が一人でもいること、が大事じゃないかと私は思う。
文章が、ちょっとおかしくなっている気もしますが、結論は、もっと書いてください、ってこと。無理にではなく、マイペースにそれ大事。気張りすぎずに書いた作品だからこそ、椎名君の生の声だからこそ、響く、と思う。
長くなってしまいましたが、次回作、楽しみにしています。
なんだか、言いたい事が旨く書けているかちょっと(かなり)不安な小説家モドキでした。
by ショウ (2005-09-25 15:05) 

麻奈

時間を戻して続編も読ませてもらいました。
すごい。すごい。真剣に読みすぎてまた目が乾きましたよ。カラッカラに。
もう干物みたいになりそうなんですけど!(おいw
サリちゃんが羨ましいです。まるでヒーローな慶二が彼氏だなんて・・・!

この短編、角川文庫とかで本になりませんかね♪
by 麻奈 (2005-09-25 15:44) 

ミユキ

斬新!!椎名さん斬新です!!
私も後編より先にゴールに辿りついた者ですが、後編まばたき
最小限で読ませて頂きました。読み終えてすっきり☆
愛です、愛!! 面白かったです(^^)v
by ミユキ (2005-09-25 15:57) 

月夜

すごい。椎名君最高です。アイディアに脱帽、かつらもとれちゃいます(かつらじゃないけど)。
『時間を戻す』だなんて、なんて斬新でかっこよい後編の出し方!(笑
かっこよすぎです。尊敬です。
サリちゃんにモデルがいないことを祈る。笑。
by 月夜 (2005-09-25 16:20) 

香織

「数時間前の景色」すべて、読ませていただきました(もちろん後半も♪)
文章を読むのが苦手な私ですが、すっごい引き付けられて、
一気に読んじゃいました!!とても、おもしろかったです!!

私は、将来(あと3年もしたら)、人に薬を与える立場になります。
今も、学校で薬品を扱ったりしています。もちろん、劇薬と言われる薬品も。
つい先日、教授から薬品の恐ろしさを聞いて、吐き気でその場から退出したばかりです。
今回、この話を読んですごく考えさせられました。
慶二君の普通の(?)サラリーマンの活躍を楽しんだのもあるのですが、
改めて、病院と患者、親族との関係、薬品の扱い方を考えさせられました
by 香織 (2005-09-25 17:32) 

朋

わたしも、なんだろ?なんだろ?ってやってたら、いきなりゴールにいっちゃいました。
椎名くんって遊び心いっぱいで楽しすぎ!!
後編はゆっくり楽しみたいので、夜お家に帰って読みます。
by 朋 (2005-09-25 17:35) 

芦だ。

はじめてコメント書かせてもらいます。

私は最近小説を読むのにはまっているのですが、
今まで読んだ中で一番おもしろかったです。
本当に感動しました。鳥肌が立ちました。
小説家じゃないのにこんな文を書けるなんてマジすごすぎです!!
台詞の言い回しや、風景や状況の説明の比喩などをはじめ、
ストーリー展開のおもしろさにはもう脱帽です。
あと本当に別窓でブログを作っている所や、時を戻したら後編が読めるというアイデアなどは斬新スギでもう凄いとしかいいようがないです!
始めの方でなにげなく書かれていた占いなどが後々意味を持ってくる所など
本当に凄いと思いました。
そしてなにより、小説なのに椎名君らしさがバシバシ出ているのが凄いと思いました。「あぁ〜これは椎名節だな!」みたいな(笑

これは是非遊びだけで終わらせないで本を出されてみてはいかがでしょうか?
これを遊びで終わらせるのは勿体なすぎる!!
だって今まで私が読んだ本の中で一番面白かったのですから・・・。

もちろん音楽の方も応援してます!!Re:STERTとFLY HIGHカナリ楽しみにしてますよ〜♪
今度のアルバムはWARMの日本語題名が多かったのと反して、英語題名が多くなるのかな?と勝手に予想・・・(笑
by 芦だ。 (2005-09-25 17:38) 

ちーず

前編後編読みました。後編が見つからず『I○サプリですかっ!?』と
イライラしつつ、思い当たる所をウロチョロして見つけました。でも
いまいちスッキリしません(ーー;)後編より先にゴールに辿り着いたと
書いている方が何人か居ますが、一体何処をゴールと言っているのか
分かりません…誰かモヤットボールを下さい(笑)小説の感想は、普段
文章を読まない私が一気に読んでしまう程、引き込まれてしまいました。
前編だけ読んだ時怖いなって思いました。現実に起こりうる事だなって。
実際巻き込まれてしまったら、私はパニックになっちゃうと思います。
後編の感想はネタバレになるので書きません。
慶二のキャラが前回と変わってると言うか椎名さんそのままって感じが
しました(笑)お父さんのキャラも変わってる様な…
物凄くパワーを使ったと思いますが、気長に次回作を待ってます(^^)
by ちーず (2005-09-25 19:46) 

ゆたかtype8842

二作続けて読むと、楽しさがさらにアップしますね♪



・・・そしてブログ二回目のUPのボツネタの話を読むとちょっと共通するトコが(笑)
いや、なんか勝手に思っただけですが^^;



すごいですねぇ、時間が細かくて細かくて。なんか小説とかって恐ろしく長いので途中で面倒になって読むのやめるクチなんですがwこれくらいならそこまで長いと感じませんでしたよ☆楽しめました♪
by ゆたかtype8842 (2005-09-25 19:48) 

KOMOMO

後編探すのに、ちょっと迷っちゃいましたが(笑)、無事に辿り着いて読むことが出来ました。
凄くおもしろかったです。(後編のコメントもちゃんと読めましたぁ〜。)
色々仕掛けがあり、かなり楽しかったです。
また、書きたくなったら是非お願いします。楽しみにしてます☆
by KOMOMO (2005-09-25 20:12) 

秋月

椎名さん、全編UPお疲れさまでした。
食い入るように読んでしまいました(笑)
前編、後編まで一気に読んで、ゴール(笑)を見つけたときには思わず鳥肌が立ってしまいました。ブログだから出来たシカケなのかもしれませんね。
読み終わった今もドキドキしています。
私は椎名さんの書く文章ががとても好きです。歌詞やコラムも勿論だし、こうやって歌詞以外を書き出した短編も、やっぱり好きになりました。
きっとこれから忙しくなると思うけれど、たまにはこうやって、歌詞以外のことばも読んでみたいな。
いそがないで、でも期待して、待ってます。
私も何か、書きたくなってきた!(>▽<)
by 秋月 (2005-09-25 20:46) 

maki

すごくおもしろくって頭の中がドラマになってました。
本当にすごいですね~
でも、後編がどこから見つかるのかわかりません・・・
だれかヒントくれませんか?
by maki (2005-09-25 21:28) 

maki

後編わかりました~
これから読みます!!!
by maki (2005-09-25 21:37) 

にゃお

こんばんにゃ!
いろんな意味で楽しませていただきました!!!
本を読むのが苦手な私だけど、前編・後編とも一気に読みました。
田村正和さんのモノマネをして「古畑・・・」なんて読んでる自分が笑える~

改めて・・・じゃなく前々から気付いている、分かっているけど・・・
ほんと椎名くんスゴイ! ステキングです。
by にゃお (2005-09-25 21:40) 

@

いやはやー・・・意外な展開。かもしれない。
おじさん!!普通の通りすがりのおじさんだと思って読んでいたのに。うへ。
田村正和さんのモノマネシーンは、出来るだけ忠実に田村正和さんのように読みました。もちろん頭の中でですけど。
っていうか、遊びでこれだけ書けるって凄いですね。いや、遊びだからここまで書けるんでしょうね。前編では一瞬「as ever」を思い出しました。
あれですね。これのためだけに作られたサイトっつーのも凄いですね。凄いですね¥
by @ (2005-09-25 22:26) 

Rio

昼間読んだ時に気付かなかった事についさっき気付いた。
ナイスアイデア!
違う所から偶然だったんで、一瞬寒気がしたりしてリアル感抜群でした。
by Rio (2005-09-25 22:31) 

流砂

おもしろかったです。<数時間前の景色>初UPから2年、やっと読む事ができてホントうれしいです。
私も先にゴールに辿り着いてしまったのでそこは読まず、後編を探しました。
そして、すべてを読んだあとまた前編に戻ると更にはじめは気付かなかったビックリが・・・↑の方以外それらしきことに触れてないので気付いてない方も多いのかも?
すべてがうまく組み合わされていて、見事!!という以外ありませんね。
引き込まれました。
by 流砂 (2005-09-25 22:52) 

凛

初めまして^^
凛と言います。
始めに、謝罪をすこし・・・(苦笑)
えっと、すっごく長いです。
文章グチャグチャです・・・。
ごめんなさい。m(。._.。)m
それでも、呼んでいただけると嬉しいです★

まず、小説を読ませて頂きました^^
ハッキリ言って、ビックリしました。
だって、最初は【この話は椎名さんが、知人の小説かサンにお願いして書いてもらってるんだろうなぁ】なんて、勝手に思い込んで読んでしまっていたからです^^;
なんていったって、前半が終わった時点で「後で、作家名控えて、別のも読んでみよう」なんて、思っていたくらいですから。
そして、全て読み終わって・・・。
独り、嬉しいような、悔しいような、そんな思いになりました。
も~、こんな面白い話書かないで下さいよ~Σ(゜▼゜;lll)
本当に、コレ以上好きにさせないで下さい(笑)
イヤ、冗談抜きに!!

〔数時間前の景色〕
泣いちゃいましたから・・・。
事故を引き起こした所の、主人公の気持ち考えて1回。
お父さんの言葉に1回。
計二回★
泣いちゃいました^^;

〔数時間前の景色Ⅱ〕
すごく最高でした。
こんなに、面白いお話なんで思い浮かぶんでしょう!?
私なんて、いつも暗いお話ばかりで(苦笑)
後半の主人公の明るい感じが、羨ましくて仕方ありません。
いつも、思うのですが椎名さんの書かれる詩やお話には、絵が見えます。
絵というか、何て言っていいのかわからないんですが、頭の中で映像が流れ込んでいく感じ?
鮮明に、主人公の見ている風景画映し出される感じがします。
私は、そんな椎名さんの言葉が大好きです^^

ん~感想のつもりが、なんか違う方向に言っている気がします(苦笑)

あ、数年前からズット椎名さんに伝えたい〔?〕謝っておきたいことが有りました。(の、割りに今まで忘れてましたが/苦笑)
実は、私は九州に住んでいて、昔SURFACEのライヴに行かせて頂いているんです。
ですが、そのライブで終始泣きっぱなしという・・・。
ほっっっっっっっっっっっっっっっっっとうに、迷惑この上ないお客さんだったんです(;´▽`lllA``
それも、前から3人目ぐらいのど真ん中で・・・。
椎名さんは、覚えていらっしゃらない(気づかれてない)かと思いますが、いつか機会があったら、謝罪を・・・っとおもっていたのでこの場をお借り致しました。

また、SURFACEのライヴにお邪魔したいので、福岡に是が非にも着てください。お願いしますm(。._.。)m
も、もちろん、もう泣きませんから~(;´▽`lllA``

あと、余談になりますが椎名さんとの相性・・・・99%でした^^v
<a href=http://hanihoh.com/love/result.cgi?mystat=317261006&checkname=%92%C5%96%BC%8Cc%8E%A1&encodedcheckname=&username=%99z&year100=19&year10=8&year=1&mon=8&day=21&sex=1&4c39=1xgzxpz&5c359=1xizzxizxsz&6c13=1x-yzxpz&7c135=1x-nzx-gxnz&8c9=1xnz&11r0189=1x-pzx-izx-gzxsz&12r25789=5xgxszxzxzx-rz&13r1248=3xyzx-nzxszx-iz&14r058=4x-yzxzx-gz&15c137=1xszxgzx-gz&16c157=1xszxszxsz&18r05678=5x-igx-izx-szxzx-gz&33r39=2x-szx-iz&34r39=5xizzxgz&35r3589=2x-nzx-gzxszx-gz&36r07=2x-szx-gz&37r245=1xgzx-rzxgz&38r68=1xszxsz&39r01=1xszx-nz&40r34=2x-pzx-nz&41r478=2x-nzxszxsz&42r34=1x-yzx-yz&43r4=2x-rz&19r1368=1xszxizxhzxsz&20r1368=1x-yzxrzxizzxsz&21r1368=4x-izxizxnzxiz&22r1368=3xzxzxzxz&23r1368=5x-nzxizxpzxpz&24r0128=4xyzxizxzx-iz&25r267=5xizxszxz&27c2568=1x-gzx-gzxhzx-izz&30c258=1xnzxyzxgz&31c57=1xpzxpz>凛と椎名さんの相性結果</a>

では、長文・乱文失礼致しましたm(。._.。)m
また、遊びに来ます★
                                      凛
by 凛 (2005-09-26 00:10) 

ピロシキ

ふわ~。
この話自体も、後編の載せ方も、ゴールまで作ってくれてるところも・・・もうね・・・椎名くんが ちょっと怖くなりました。ゾッとしました(笑)。

すーーーーーっごく おもしろかった ^^ 。
by ピロシキ (2005-09-26 00:50) 

HAKO

早くも続編UP有難うございます&お疲れ様です!もちろん、全部手打ちですよね。Ⅰも含め、かなり時間がかかったのではないでしょうか?
前編、サスペンスタッチで、ドキドキしながら楽しませていただきました。が、後編がどこにあるか分かりません。「時を戻して」の意味が分かりません。どうにか探し出したいのですが、今日はもう遅いので、明日チャレンジしたいと思います(笑)。LASTはどうなるんだろう・・・
by HAKO (2005-09-26 02:11) 

どっぐすたー

うっは~!!
読み終えると世界観に引き込まれてだいぶ時間が過ぎてました(^0^*)

そいえば椎名さん、24のボーダフォン独占で携帯版オリジナルストーリーが10月より公開されるの知ってますか?
3G携帯限定ですけど情報料なし・通信料のみというお得な内容で毎週4話ずつ配信されるからずいぶんと楽しめそうですYO!
っとドコモユーザーの椎名さんにあえて言ってみます(笑)
周りにボーダフォン3Gユーザーがいたら見せてもらってくださいヾ(^^ )
by どっぐすたー (2005-09-26 02:26) 

Sachiko

なんて言ったらいいのかなぁ。
「脳のストレッチ」をしたって感じ。こんな言葉で伝わる?
足りなかったら椎名くんが補って受け止めてね。
全編を通しての内容もいろいろ考えたり、
後編を探し出した自分にさえ感動したりして。
こういう楽しみ方もあるんだね。
ホントにおもしろかった。
椎名くん ありがと。
by Sachiko (2005-09-26 03:01) 

黒鼠

前・後編と続けて読みました。
本当に楽しく読ませていただきましたよ。
このお礼は新曲を買うということで・・・。
by 黒鼠 (2005-09-26 09:29) 

ayuming-kupuring

皆さんのコメントを読んでゴールがあることに今やっと気づきました(笑)。
普段活字は正直読まないのですがとても楽しませてもらいました。
後でもう一度読んでみます(^-^)v
by ayuming-kupuring (2005-09-26 09:31) 

Friends

  改めて前回の<数時間前の景色>の説明を読んでみると
 続編を本来アップするつもりだったのですね。
  続編、ありがとうございます。
 また楽しんで読ませていただきました。

  読者自身に時を戻させる事など
 椎名さんは本当にセンスがいいですねえ。さすが!!
 (皆さんいろんなところをクリックしてみましょう)

  本文の方はなんか細かいところまで読んでいくと
 いろいろと浅そうで深そうですね。
 やはり「ジョジョ」や「モンスター」が好きな椎名さんだけあるなと。

  「Re:START」発売がますます楽しみになってきました。

  この短編ブログを読んだことで、いつもより、新曲を聴く時に
  想いや深みが増す事、間違い無しですね!

  本当にありがとうございます!!愛ですよ愛!!
by Friends (2005-09-26 13:02) 

☆梨☆

椎名さん!ガバイすごかぁぁ~(今ハヤリ!?の方言です。)尊敬!マジ凄い!!さすが日頃から文章、書き②やってる方は違いますね~『数時間前の景色』の世界に見事に引き込まれちゃいましたよ!それにしても続編のUP場所には悩まされましたが(>_<)それは置いといて、特に続編の方の台詞はホント椎名さんが普段使ってるような言い方だなぁと思いながら読みました。
Ⅱはまた前作と違いハラハラ感がして楽しめました。川上親子ナイスキャラです☆サリが羨ましい・・・私もたま~に選択の分岐点に立つんですがいつも迷いっぱなしです。慶二みたいに『もしも・・・』ができたら!って思う時も有りますが現実は・・・でも自分が悩んで出した答えなので後悔はしていないつもりです。結果的に良かったぁと思えたりしますしね~近々職場で分岐点に立たされそうで、悩んでいますが悔いのナイよう返事をします。長々と失礼しました。。。また、いつの日かⅢ楽しみにしていますね!もちろん『Re:START』発売も楽しみにしています!予約済み!!
最後にヒントをくれた加横さんありがとうございました☆☆
by ☆梨☆ (2005-09-26 15:31) 

みっこ

前・後編読ませていただきました。
今回も自然とこの世界にはいりこみながら読むことができました。
というか、今回はすごいリアルに感じました。
前回の短編の時は、その世界へはいっていくけど客観的にその場面をみているって感じ(ドラマを見てる感じ?)だったんですけど、今回のⅡは自分もこの世界を体験していてるような不思議な感覚になりました。
・・・・おもしろい!ほんとに!!
活字が苦手で本はほとんど読まないので、こんな感覚を味わったことがなかったからすごく新鮮で楽しい♪
椎名さん・・・もっと読みたい!!いつか次回作読めるのを楽しみにしていますね。
by みっこ (2005-09-26 19:15) 

たむ

前作・前編・後編そしてゴールまで一気に読ませていただきました。
おかげで目がチカチカしてますよ(笑)

一言でいうと素晴らしいです!!
どんどん引き込まれていって活字が嫌いな私でもガンガン読めました!!
続編見つけるのに手こずりましたが(汗)
ゴール先に見つけちゃったし(笑)

次回作も楽しみにしてます~☆彡
短編集とかにして是非出版してください!
by たむ (2005-09-26 20:15) 

ちーず

2度目のコメントです。ゴールやっと見つけました。仕掛けがあって
おもしろかったけど、もし次回作があるのなら普通に見たい…
椎名さんもお疲れ様でした(^^)
ゴールを探している間に前編で懐かしい場所を発見。でも何かの手違い
ですよね?公開するのは疑問に思います。これを言うとFACESの方には
分かってしまいますが、あの場所に書いてあるコメントってFACESしか
見れないからこその内容だと思うんです。しかも椎名さんとFACESとの間
だからこその話題だし。それをFACESじゃない人にも公開してしまうのは
どうなんだろうって思いました。こんな事書いてごめんなさい。
by ちーず (2005-09-26 20:18) 

言言

長編・後編おもしろかったー。長編、短編どっちでもいいから、また書いたら読ませて欲しい。できれば、本出して欲しい。楽しみに待ってるよ!!
by 言言 (2005-09-26 20:21) 

@

前編・後半よんだんですけど、皆さんの言う、「ゴール」ってなんですか?聞いちゃいけない?もしかしてー・・・。全部読んだつもりなんですけどねぇー・・・。
by @ (2005-09-26 20:40) 

許して!

みんな、読んだ方がいいと思うので
ヒントいっちゃいましょう!

「後編」、「ゴール」がみたい人は

①後編、ゴールとも、ブログの右のカレンダーに注目しましょう!
②時をさかのぼりましょう!(数字をクリック)

これ以上のヒントは無理!?(笑)
by 許して! (2005-09-26 21:28) 

こはる

あっぶね~!ゴールそのそのままスルーしちゃうところだったよ(汗)
後編はどこにあるか予想はついたものの、探せん!
みんなどうやって飛んだの??ぜってーヒントがあるはずだ!
と思ってたら、見えないようにちゃんと書いてあるの見つけちゃいました☆
by こはる (2005-09-26 22:51) 

アマンダ

ふぅ…やっとゴールにたどり着けました。ヒントくれた方、ありがとうございました~m(_ _)m
いやいやいやー、ほんと面白かった!!椎名くん、腕上げたなと(笑)。RPGみたいで、もぉやめられない止まらない。
あの仕掛けのとこは、自分も物語の中に入っちゃった感覚に。「20世紀少年」のどっきりを思い出しました。
by アマンダ (2005-09-26 23:18) 

mito

長かった。けれどとても面白かったですよ。
私の中では慶ニは椎名さんが演じてくれてましたよ。
よって、彼女が憎い...(笑)
私も最初6月15日わかりませんでした。
反転するって技を忘れて、ソース見て考えたよ。
それのが余程労力だって...
by mito (2005-09-26 23:51) 

小説なのに攻略本!?

大大大ヒント!!!

①右のカレンダーを注目!(特にカレンダーの下の「月」に注目!)
②ブログの数字をクリック!

 キーワード
 「後編」=6月15日
 「ゴール」=去年の9月

もう限界!ギリギリSEXY!
(見逃して~)
by 小説なのに攻略本!? (2005-09-27 00:31) 

HAKO

よ、読めましたー!「許して!」さんのヒントを頼りに、訳分からないまま色んな数字をクリックしていたら、ゴールを見付け、そこで続編がどこにあるのかを知り、読む事ができました。もう続編もゴールも見付けられないかも、と諦めムードだったので、読めてよかったです。「許して!」さん、ヒントを有難うございました!
今回は悲しいLASTでしたね。でも今回のストーリーは、過去に現実に起こっている事であり、これからも起こり得る事だと思うと、何だか恐くなりました。
大作、お疲れ様でした!
by HAKO (2005-09-27 01:19) 

雪見大福

今読み終わりました。
私も先にゴール見つけちゃって、「後編が見つからない~!」と焦りました(笑)
おもしろかったですv
どうしても「慶二」に椎名くんの顔と声を当てはめて読んじゃいますね。
by 雪見大福 (2005-09-27 01:47) 

ひなこ

お、おもしろかったです・・・!!!本当にっ!
どんどんひきこまれて一気に最後までよんでしまいました。
後編を探すのがちょっと大変でしたが 笑
ゴールにあるRe:STARTの歌詞にも泣きそうになってしまいました。
(それにしても前編より後編よりゴールよりも前に「消えたサラリーマン
」のブログを見つけてしまった私って・・・笑)
(「フィクションです」という文字を見るまでは椎名君が事件に居合わせたのかと本気で心配しちゃいました!笑)
次回作も勝手に期待しておりますv
by ひなこ (2005-09-27 04:56) 

ちえ

・・・くそぅ(笑)
「消えたサラリーマン」にはまったく気づきませんでしたよ・・・ちっ(こら)
そして、発見して読んできました!
なんだかすっごいリアルすぎて怖いですよ!(苦笑)
by ちえ (2005-09-27 09:50) 

愛海

ブログ長ッ!(笑)
by 愛海 (2006-03-02 13:40) 

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